ワーク・ライフ・スパイラル

法律家コラム

ワークライフバランスという言葉が有名ですが、どんなとらえかたをしていますか。
仕事と生活の調和という意味でしょうか。
たしかに「バランス」という言葉のとおり、どちらかに偏ると崩れちゃうから、そうならないよう気をつけたいところです。

でも、ワークとライフの関係って、もっと深くていいはず。
どちらもほどほどに、という程度の関係ではちょっとさびしい。
仕事しているときに「スポーツしてる暇なんかないよ~」ではなく、
レジャーの後に「明日から仕事したくないよ~」でもない。

ワークって、そもそも自分で選んだ社会貢献の道です。自分が手掛けたものは、どこかで誰かの役に立っています。そこに価値があるからこそ、信頼なり、感謝なり、経験値なり、お金などの対価が生まれます。

その貢献するパワーの源泉はどこか。
ライフです。
身体をいたわり鍛え、身体にいいものを食べ、心を豊かにする会話をし、自然に触れて立ち止まり、エネルギーを充てんします。
そうすると、明日から、いや今日から、自分はどんな力を価値を社会に発揮していこうかと、
気持ちが、力が、アイデアがみなぎります。
社会といってもそれは抽象的なものではなくて、顧客であり、同僚であり、家族であり、みんな社会につながっています。

そんなふうにライフをワークに生かす。
ワークで得たものは、ライフの充実に還元される。

そして、僕は、ライフとワークに、もう1つ、スタディを加えたい。
それも、自分の知らない世界への窓を開けてくれるためのスタディ。
すぐに役立たなくても、一見関係なさそうでも、興味をもって勉強し、教養を深めたい。
そうすると、見えること、話すこと、気づくことがどんどん広がってくる。

だから、僕は、ライフとワークとスタディ、この3つがつながり、循環し、高まっていく、
「ライフ・ワーク・スタディ・スパイラル」という言い方がしっくりきます。

さあ、仕事だ!
さあ、お出かけだ!
さあ、勉強だ!  って感じ(^^)

ここまで記事をご覧いただきありがとうございました。
少しだけ自己紹介にお付き合いください。
私は企業の顧問弁護士を中心に2007年より活動しております。

経営者は日々様々な課題に直面し、意思決定を迫られます。
そんな時、気軽に話せる相手はいらっしゃいますか。

私は法律トラブルに限らず、経営で直面するあらゆる悩みを「波戸岡さん、ちょっと聞いてよ」とご相談いただける顧問弁護士であれるよう日々精進しています。
また、社外監査役として企業の健全な運営を支援していきたく取り組んでいます。
管理職や社員向けの企業研修も数多く実施しています。

経営者に伴走し、「本音で話せる」存在でありたい。
そんな弁護士を必要と感じていらっしゃいましたら、是非一度お話ししましょう。

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波戸岡 光太 (はとおか こうた)
弁護士(アクト法律事務所)、ビジネスコーチ

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