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「経営者のためのリーガルゼミ」(契約書は綱引きだ)
港区立商工会館での、中小企業家同友会「知らなかったでは済まされない!経営者のためのリーガルゼミ」の講師を、無事務め終えました。
テーマは「契約書で自社を守る」。
中小企業や個人事業主の方の多くは、取引相手と「契約書なし」で取引を始めたり、契約書があってもあまり気にせずハンコを押している場合がほとんどです。
もちろん、契約書がなくても「信頼関係」が保たれているうちは問題は起きません。
けれど、信頼するってことは、裏切られても文句言わないってことの裏返し(汗)。
そんな痛い目にあわないよう、「自社を守る契約書」をしっかり作りたいものです。
今回のゼミでは、契約書には何が盛り込まれているのか、エッセンスをピックアップして、それぞれを「自社を守る条文」に変えていくワークを実践していきました。
売買基本契約書を素材に始めてみると、一見ふつうにみえる条文でも「こんなリスクがひそんでる!」と発見したり、「どう修正すれば有利になる?」とアイデアを出したり、「そもそも瑕疵ってなんだ?」と考えたり、「なにー!振込手数料が買主負担だとー!?」と盛り上がったり、あっという間の1時間半でした。
契約書って、「綱引き」です。
しっかり自分を守り、かといって勝ちすぎない。
相手とよい緊張感を持ちながら、互いのWin-Winを目指します。
暑い中、貴重な時間を使ってお越しくださった参加者の方々に感謝します!
そして、貴重な場を与えてくれた同友会に感謝します(^^)
モノクロ写真もいい感じ(^^)
ここまで記事をご覧いただきありがとうございました。
少しだけ自己紹介にお付き合いください。
私は企業の顧問弁護士を中心に2007年より活動しております。
経営者は日々様々な課題に直面し、意思決定を迫られます。
そんな時、気軽に話せる相手はいらっしゃいますか。
私は法律トラブルに限らず、経営で直面するあらゆる悩みを「波戸岡さん、ちょっと聞いてよ」とご相談いただける顧問弁護士であれるよう日々精進しています。
また、社外監査役として企業の健全な運営を支援していきたく取り組んでいます。
管理職や社員向けの企業研修も数多く実施しています。
経営者に伴走し、「本音で話せる」存在でありたい。
そんな弁護士を必要と感じていらっしゃいましたら、是非一度お話ししましょう。
波戸岡 光太 (はとおか こうた)
弁護士(アクト法律事務所)、ビジネスコーチ
経営者に、前に進む力を。
弁護士 波戸岡光太
東京都港区赤坂3-9-18赤坂見附KITAYAMAビル3階
TEL 03-5570-5671 FAX 03-5570-5674